レコードの録音から完成までの手順
1. 24bit/44.1khz、24bit/96khz、1bit/5.6mhzで録音
CDは16bit/44.1khzですので、bitやhzが大きくなるごとにより高解像度になります。テレビで例えれば4Kや8Kで録画するようなものと考えてもいいかと思います。
2.ノイズ処理
レコード特有のノイズ(プツプツ、ゴー、サーといったもの)の処理をします。
3.曲分割
CDプレーヤーやカーオーディオなどで頭出しができるように1曲ずつに分割します。
4.マスタリング
レコードの録音そのままですと市販のCD等と聞き比べるとかなり小さく聞こえます。その為シャッフルして聞いても極端なボリューム差が生じないように適切なレベルに音圧を上げます。ただしクラシック音楽のように音のダイナミック・レンジが大切になる音楽の場合は行わないこともあります。
5.タグ書き込み
CDプレーヤーやカーオーディオで音楽を再生時に曲名、アーティスト、アルバム、ジャンル、アルバム画像などの情報を表示するためのデータを曲に書き込みます。尚、表示するかしないかは対応するプレーヤー等によって異なります。
6.CD書込み
オーディオ用CD-Rに低速で書き込みます。
7.ジャケット及びラベルの作成して10ミリ厚のプラケースにセット
年月を経て色あせたジャケットやラベル等でもスキャナーでスキャンしたのち、フォトショップ等の画像補正ソフトで綺麗に補正してジャケットとラベルを印刷します。10mm厚のプラスチック・ケースにセットして完成です。